父とドライブ

父と一緒に北見市にある道東脳神経外科病院に行ってきた。

最近の父は、夜が眠れないらしく、幻聴、幻覚、独語等が多くなってきたという。
以前から時々あったことなので驚きはしなかったが、少々頻繁になってきたのでスタッフも手を焼いているらしい。
ここは息子の出番である。
放っておくと施設を追い出される危険性もあるからだ。・・・(そっちの危険かい!

我が町から北見市へは約1時間。
「北見もずいぶん遠くになった」と父は言う。・・・
「昔から車で1時間だよ。道路も整備されてむしろ近くなったというべきだろう。」・・・と、ぶつくさとつぶやきながら、それでも景色を眺めつつ、久しぶりのドライブ。父はどことなく嬉しそうだった。

病院に、事前に予約の問い合わせをしたところ、一般外来は予約できませんと言われたので予約なしで行ったのだが、物忘れ外来は別で予約が必要とのこと。
「遠方から行くので何とか予約できませんか?」と頼んだら、「あなただけ特別というわけにはいきません。皆さん遠くから来られてます」・・・ときっぱり言われたものだが、お互い言葉が足りなかったことは反省しなければならない。今日できる検査だけ終えて、物忘れの主な検査は次回改めてという、ことになった。

午前11時過ぎに到着したものだから終わったのは午後2時過ぎになってしまった。
「お腹すいたね」というと、父は「たいして腹も空かん」と言いながらまんじゅうをムシャムシャ。
帰りは近くのお蕎麦屋さんに寄り、久しぶりに家族三人、遅い食事をとることができた。
そして施設に到着するとスタッフに迎えられ、父は実に満足そうだった。

スタッフに「久しぶりに息子さんとドライブできてよかったネ」と言われ、父は「北見も随分変わっていて大したもんだわ!」と同じことを3回くらい言っていた。
まるで大人と子供の会話だが、たまあにこういう刺激がいいのかもしれない。

高齢になって夜徘徊しだし、わけのわからないことを言いだす老人は何か欲求不満があるのかもしれない。
認知症を疑ってすぐ検査だ、薬だと騒ぐより何か昔の環境を思いださせてみるのもいいかもしれない。
その点、よく言われることだがつい忘れて慌てるものだ。

その晩、父が寝てくれたか、寝ないでまたスタッフを困らせたかは定かでない。いずれにせよ原因等の結論はまだ先である。

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